医院紹介
当院で治療を受けられたお子様が高校を卒業する時に
1.歯並びがきれいで口元がスッキリかっこいい
2.何でもよく噛み飲み込める
3.虫歯が一本も無い
4.自分で自分の口の健康を管理する(=セルフケア)ための知識と技術を身につけている
これがよつもと矯正歯科の治療の目標です。もちろん成人で治療を受けられた方においても同様に、満足できる歯並びとともにセルフケアの知識と技術を得ていただくことを目標にしています。
矯正治療と言えば、殆どの患者様が歯の表面につける針金で繋がった装置(マルチブラケット装置)を連想して来院されます。これは永久歯の1本1本を動かして全体的に並べるための装置です。しかしマルチブラケット装置による治療は矯正治療のほんの一部にしかすぎません。
上あごと下あごが前後的にも左右的にもバランスよく成長し、しっかりと噛む力、舌を正しく使って飲み込む力を備え、唇がしっかりと合わさって鼻で呼吸することができるという基礎がなければ、マルチブラケット装置で歯列を整えることも、その後を安定させることも難しくなります。
つまり・・・・永久歯が生えそろうまでの期間(=成長期)はきれいな歯並びにするための基礎作りの時期であり、この基礎作りが矯正治療の重要な部分を占めていると考えます。
よつもと矯正歯科ではこの基礎作りを大事に考え、できればマルチブラケット装置を使わずに済むようにしたい、使うとしても歯を抜かずに済むようにしたいということを基本方針にしています。
しかし成人の場合はこの基礎作りの時期を過ぎてしまっています。そのため制限された条件の中で歯列を整えなければならないために、抜歯の必要性が高くなったり、治療のゴールを低く設定したり、あるいは外科的な治療(あごの大きさや形を変える)が必要になることもあります。
院長四元 みか
略歴
1988年 長崎大学歯学部卒業
鹿児島大学大学院歯学研究科博士糧
(博士歯学 1993年)
1992年 鹿児島大学歯学部附属病院助手
1995年 四元歯科勤務
2001年 よつもと矯正歯科開設
資格
歯学博士
日本矯正歯科学会認定医
所属学会
日本矯正歯科学会
日本口蓋裂学会
日本小児歯科学会
日本小児保健協会
日本口腔機能療法学会
その他
産科および地域子育て支援センター講師
大学を卒業する時に、漠然と子どもの成長発育をやりたいとの思いがあり、鹿児島大学歯学部の歯科矯正学講座の門をたたきました。 当時この講座では咀嚼器官の発達が食べ物の性状によってどのように影響を受けるかということについて、全国に先駆けて研究成果を上げていました。 その時の教授で私の恩師である伊藤学而先生や教室の先輩方には、咀嚼と咀嚼器官の発達についてたくさんのことを教えていただきました。 そのおかげで、私は矯正歯科が大好きになりました。私の矯正治療の中に食事に関する指導が含まれますが、そこにはこういった背景があるからです。
また私のライフワークの中に、子育て支援があります。特に授乳期・離乳期のお母様方に赤ちゃんを何でも食べられるように育てるためにはどうしたらよいか、 顎や筋肉がしっかり育つにはどうしたらよいかをお話させていただいています。お子様が離乳でつまづいて噛めない飲み込めないという悩みを抱えてしまったお母様の相談も受けています。 臨床医として一人でも多くのお子様が健康なお口をもった大人になれるよう、一人でも多くの大人の方がお口のコンプレックスから解放されるよう努力を続けたいと思います。